たいらんの日本語教師ぐるぐるサバイバル

日本語教師として生き残りたい「たいらん」が頭の中のぐるぐるを吐き出すブログ

授業でパワーポイントを使ってみて感じたメリット4つ

ども、たいらんです。

今学期から某関東の某大学で日本語を教えています。
 
以前勤めていた日本語学校との最大の違いは、
パワーポイントをフルに使った授業をしていること。
 
これまでは、教室にパソコンなどの情報機器を使う環境がなかったので、紙ベースで教材を作っていました。
 
もちろん、パワポを使わなければいけないわけではありません。
が、せっかく設備が整っているので、チャレンジしてみています。
 
いま流行りの「ICT教育」の一つですね!
 
始めて2週間くらいなのですが、いま感じているメリットとデメリットを書きたいと思います。
 

授業でパワーポイントを使うメリット

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photo by ぱくたそ

紙教材に比べて素材の入手と加工がラク

2人の人物が話をする場面を示して導入をする場合、人物の絵や吹き出し、その他必要な紙板書を作りますよね。
昔は厚紙に書いて裏にマグネットを貼った「ターゲット文型」の紙板書も作っていました。
それらを順番に黒板に貼ったり提示したりしていたわけです。
 
しかし、パワーポイントを使えばそんな準備や操作が、画面上でいとも簡単にできます。
インターネットでさくっと素材を検索して貼り付けて利用できるのも魅力的です。
 
素材の入手の容易さと、加工の幅広さは、圧倒的に手作業に勝ります。
 

授業にちょっと身軽に行ける

紙板書がないので、授業に持っていくものは減りました。
一方、ノートパソコンは持っていくので、重量的にはむしろ重くなっているかも?笑
 
とはいえ、色々な形の紙板書はかさばるし、何かの拍子に破れたり、順番がバラバラになったりする恐れがあります。
 
ノーパソ一台抱えていけばいいという身軽さはありがたいです。
 

時間の節約になる

これは準備段階と授業時、それぞれで感じたメリットです。
 
まず、準備段階では、上でも書いた通り、素材の入手と加工が容易なので、教材を作る時間は短縮されました。
 
また、授業時はタップ一つで次の教材に進めるので、紙板書を取り出したり、黒板に貼った紙板書を取り外したりするのに使う時間はゼロです。
 
テンポよく授業が進められるのは、とてもよいと思っています。
 

スペースの節約になる

紙板書を作ってしまうと、「せっかく作ったから…」「また次使うかもしれないし…」と思って、なかなか捨てられない方、多いんじゃないでしょうか。
私も昔作った紙板書が大量に、押し入れの一画を占拠しております。
 
でも、いつか使うだろうのいつかは、たぶん来ないんですよね…。
 
しかも、「その時」が来た時には、すぐ取り出せる所にない可能性が大。
もう一つあり得るのは、昔作ったことを忘れて、また新たに作ってしまうかも。
 
そうなってくると、教材として貴重なスペースを確保しておくのが、もったいない気が…。
 
パワーポイント等で教材を作った場合は、教材がデータとして残るので、物理的なスペースの心配はありません。
 
まあ、整理しておかないと取り出せない、というのは紙モノと変わらないですが汗
 
 
 
とりあえず、ざっと以上のようなメリットがあると感じています。
 
一方で、デメリットや心配していることも、もちろんあります。
 
それは、次の記事で!