たいらんの日本語教師ぐるぐるサバイバル

日本語教師として生き残りたい「たいらん」が頭の中のぐるぐるを吐き出すブログ

学生の名前が覚えられない!早く覚えたい!とっかかりを増やす方法3つ

ども!たいらんです。

今年度から久々に「多国籍」のクラスで教えています。

 

久々といっても、以前教えたクラスは、ウズベキスタンとネパールの2国籍でしたし、2か月弱しか教えていませんでした^^;

ですから、7か国以上のクラスで長く教えるのは初めてです。

 

すでに授業スタートから一週間。

 

アジアから北欧まで、いろいろな国の人が同じ日本語を学ぶ教室は毎日新鮮です。

 

さて、そんな多国籍クラスなんですが、一つ問題が…。

それは、

「絶望的にカタカナの名前頭に入らない問題」^^;

f:id:Tailang_YTL:20190411231407j:plain元々、人の名前を覚えるのが苦手な私ですが…。

今まで長いこと中国人学生を教えてきたおかげか、漢字の名前はスッと覚えられます。

ところが、今回のクラスの学生たちはみんなアルファベットの名前=表記はカタカナ

いつもより覚えるのに苦戦しています。

多分、漢字のような「意味のとっかかり」が少ないからなんでしょうな。

 

とはいえ、覚えられないからといって放置しておくわけにはいきません。

名前を覚えるために実践していることを3つ紹介します。

1.ニックネームをつける

 

用意するもの:特になし

これは多国籍クラスだと、どこでも同じでしょうか。

私の学校では、名簿にニックネームを書く欄があります。

中にはすごく長い名前の学生もいるので、最初の授業でニックネームを教えてもらいました。

これは中国人学生クラスに教えていたときには経験しなかったことで、新鮮でした。

 

2.出席を取るとき座席位置をメモする

 

用意するもの:適当な紙とペン

名前を呼んで出席を取ったら、ささっと教案の余白とかメモ用紙とかに、名前を書き込みます。大雑把に教室での座席と同じ位置関係になるようにメモすれば、簡単な座席表の完成!

ただ、15人以上いると出欠確認が間延びする感じがしました。

 

3.ネームプレートを作ってもらう

 

用意するもの:適当な紙とマーカー

A4の紙を3つ折りか4つ折りにしておいて、学生にマーカーで名前を書いてもらいます。それを机の上に立たせて、前から見えるようにしてもらうと、指名するとき役立ちます。カタカナが書けるかどうか把握する手掛かりにもなりますね。

最初アルファベットで名前を書いていた学生は、カタカナを勉強した後、自分で名前を書き足していました。

 

本当にちょっとしたことなんですが、初めてのクラスでの授業だとあたふたして、上のようなことをしておけばよかったなあ…と思うこともあったので、覚書です。
 
それでは、またじかいすとりげーむ。